シラバス詳細

タイトル「2025年度開講 工学府」、カテゴリ「工学府博士前期課程」

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科目情報

科目名

生体機能化学特論

講義名

生体機能化学特論

クラス

01

担当教員

城﨑 由紀

実務経験のある教員による講義
学年

1年、2年、3年

キャンパス区分

戸畑

開講学期

前期

開講時期

1Q

曜日・時限

水1、金1

講義室

講義室未設定

科目種別

工学府授業科目

科目区分

副専攻科目

単位区分

単位数

2

講義情報

授業の概要

医療分野に関わる材料開発には 材料合成・構造に関する知識だけでなく,生体反応そのものや材料が生体反応に及ぼす影響を理解することが必須である。本講義ではセラミックス,金属,高分子,ハイブリッド材料を用いた生体機能性材料の歴史や,それらと生体との相互作用を学び,さらに組織工学や再生医療工学に関する近年の研究成果の知見を得て,理解を深める。

カリキュラムにおけるこの授業の位置付け(ディプロマポリシーおよび学習・教育到達目標との関連)

医療分野で必要な材料学的・生物学的知識を身につける。
生体材料開発に関する一般的な知識を身につける。

授業の達成目標

生体材料に用いられる各材料の概要に関して理解する。

細胞・生体組織と材料との関係性に関して理解する。

バイオマテリアルの現状について理解する。

医療材料に関する法令や規格について理解する。

授業項目

1 講義概要
2 バイオマテリアル総論I
3 バイオマテリアル総論II
4 生体適合性I
5 生体適合性II
6 高分子系バイオマテリアルI
7 高分子系バイオマテリアルII
8 金属系バイオマテリアルI
9 金属系バイオマテリアルII
10 セラミックス系バイオマテリアルI
11 セラミックス系バイオマテリアルII
12 再生医療I
13 再生医療II
14 法令と規格
15 まとめ

授業の進め方

TeamsあるいはMoodleによるスライドメイン(オンライン・同期・非同期)の動画説明(初回講義時に説明する)。
受講者の中に英語希望者がいる場合には,全回英語のみでの講義になります。

授業方法および授業形態

【授業方法】

講義

【授業形態】

オンラインのみ
同時双方向型およびオンデマンド型を併用

成績評価の基準および評価方法の概要

非同期での小課題への回答および課題レポート3回(課題内容は講義内で提示する)の内容を総合的に評価する。
WEBページの文章・図のコピー&ペーストは引用ではないので大幅な減点対象とする。著作権に関して遵守できていないものは評価対象としない。

成績評価の基準および評価方法の詳細

課題1に対するレポートにより評価する

30

課題2に対するレポートにより評価する

30

課題3に対するレポートにより評価する

30

インタラクティブ動画上での取り組み内容

10

授業外学習(予習・復習)の指示

予習:事前に提示される専門用語に関して調べる。
復習:各回の講義内容に関して,参考書等で理解を深める。

予習時間の目安

4

時間

キーワード

バイオマテリアル,再生医療,細胞,組織工学

教科書

特になし

参考書

Larry L. Hench, Julian R. Jones:Biomaterials, artificial organs and tissue engineering 492.8/H-6
大政健史,福田淳二:三次元ティッシュエンジニアリング(NTS)492.8/O-5
岡野光夫,大和雅之:再生医療技術の最前線
秋吉一成,石原一彦,山岡哲二:先端バイオマテリアルハンドブック
古園勉,岡田正弘:ヴィジュアルでわかるバイオマテリアル

備考

特になし

授業担当教員への連絡方法

shirosaki.yuki916@mail.kyutech.jp

MoodleコースURL

https://ict-t.el.kyutech.ac.jp/course/view.php?id=3751